体操ブーブーをラジコンに改造する(7)

(前回)

 最終回です。

外観

 配線がてんこ盛りで蓋が閉まりにくいので側線バンドをマフラーのように巻きました。何とか形にはなったんじゃないでしょうか。灯火もきちんと点滅しますしリモコン操作で走ります(最高速度4cm/s)。

 後部の車輪は真鍮線とプラスペーサと小さく切ったプラバンで作りました。旋回時の引っ掛かりを少なくしたかったので車輪の幅を広めにしています。

 充電はUSB Power Deliveryに対応しています。上の図ではPD充電器を繋いだ時5Vが出ているのを確認しています(もっと早くやっておけ)。

 消費電流は約200mAでした(リモコンと接続、音量最大、前尾灯・方向指示器点灯、最高速度で走行時)。測定は電源ラインに1Ωの抵抗を挟み、その両端の電圧から電流を計算しています。下図では192mV/1Ω=192mAになります。

 回転中の車輪を手で押さえて減速させてもせいぜい300mA程度で、電池の定格640mAに対して充分余裕があります。リモコン未接続時には約60mAまで落ち、電池持ちが更に良くなります。

 あと写真は撮り忘れましたが組み上げた際に短絡しそうなスピーカの金属部分や、異物を噛んで電池が傷つきそうな部分にはプラバンを貼って保護しています。落っことして動かなくなることはあっても燃えるのだけはNGです。

 ↑リモコン

 取説も作りました。モジキの趣味で古めかしい雰囲気にしています。リチウムイオンポリマー電池の取扱上の注意も巻頭に記載済み。

 勝手にUSB Type-C充電にしたので充電器も付けておきました。実際にはUSBケーブルを2本付けてます。豚の改造よりこっちの方が喜ばれたりして。

総評

 依頼された知人に渡したところ好評を頂きました。かなり工期が掛かってしまいましたが喜んでいただけたようで何よりです。でもやはり安全面をいつもより考慮しないといけないのが緊張するなと。

 後は電池駆動のための低損失な回路設計に取り組めたのは個人的に良い経験でした。調べてみると今回採用したダイオード式以外にもFETでスイッチする方式とか、色々あるみたいです。

最終的な仕様

項目本体リモコン
使用・保存温湿度範囲0℃~45℃
45%~85%RH(結露無きこと)
最高速度4cm/s
駆動時間約3時間(リモコン接続時)
約9時間(未接続時)
約1.5時間
充電時間約1.5時間約2時間
充電端子USB Type-C (USB Power Delivery対応)
充電電圧5VDC
内蔵充電池リチウムイオンポリマー電池、640mAhリチウムイオンポリマー電池、300mAh
通信方式Bluetooth (2.4GHz)

終わり

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